2007年08月21日

輝くもの天より墜ち

1985年に発行されていたジェームズ・ティプトリー・ジュニアの日本語翻訳版の最新刊「輝くもの天より墜ち」が、2007年8月になってやっと早川のSF文庫から発行された。おめでとー>< なの?w

つーかさ、今、何年????
なんで、まあ、こんなに早川って、翻訳遅いわけ????
ありえなくない?
20年以上前の作品なわけですよ、それも、SFの。
せめて、1年くらいのタイムラグで読みたいと思うのがファン心理というものではないかと。
待たせるにしても、な、長すぎやしませんか? ねえ><
原書読めとかいわれちゃおしまいなんだけど、やっぱ、日本語で読みたいわけで。
超ラブのC・J・チェリィとかも、全然翻訳されないし。
アメリカでどんどん伸びる著作リストを見るにつけ、どうしてこうも遅いのか。。。。。うううう。
作者もファンも老化しちゃってますがな。
はぁー。この調子じゃ、自分で出版社興して版権買ったほうが早そうだよねぇ。なんだかなー。

さて、もうとっくにお亡くなりになっている、ジェームズ・ティプトリー様なんですけど、やっと長編が出ました。
ぶっちゃけ、泣けます。
かーなーりー、濃いですよ。
文庫本で560ページ越えで、値段も940円と、相変わらず買いにくい本だすなーって感じでしたが。
「たった一つの冴えたやりかた」にも出てくる設定が入ってたりで、古のJ・Tファンには、たまらん一冊でございます。
とにかくジェットコースター・ドラマで、めまぐるしく展開が入り組んですごい速度で進んでいきまして、読む手が止まりません。
前半の幻想的な宇宙世界の描写や登場人物の個性的な設定、どちらかというと、戯曲的な舞台劇を見ているような。
そして、時間軸のSF的設定や、爆発して消えてしまった星の残骸がおりなす消え行く世界。天使ともみまごう美しくも哀しい歴史を背負った異性人との交流など、とにかく詰め込みまくった萌え設定の嵐です。
こりゃ、好きな人にはたまらんね。って感じ。
最期のグリーン・ゴーでは涙が止まりませんでしたよ、あたしゃあ><

でもねー、イマドキの若者には、まーこれ読めないんじゃないかなあとか。売れなさそうだよなーとか、とっても余計なお世話で不安だわー。
せっかくのすっげーいい作品も、手にとられなければダメだもんね。しくしく。

ぜひ、今のSFファンにも読んでもらいたい一冊です。
は、もしかして、いまやSFファンって死語?なのかしら、、、、さびしいなあ。。。
萌えーな一冊でした。
つーわけで、買って読んでね!

輝くもの天より墜ち (ハヤカワ文庫 SF テ 3-6)
早川書房
ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア(著)浅倉 久志(翻訳)
発売日:2007-07
おすすめ度:4.0
おすすめ度4 読み始めたら止められなくなり・・・


posted by おるか★きっす at 01:58 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | ノベル

2007年06月16日

「時の旅人クレア」

原題は「Outlander」。
1991年にアメリカで発売されてから、1500万部以上売り上げたロマンス小説です。

簡単に言えば、「王家の紋章」スコットランド版?w
そりゃさすがに乱暴な紹介ですね、失礼しましたwww
要するに、タイムスリップネタなんすよ。
んでもって、時空を越えてであった男女が惹かれあっていき、、みたいな。
1945年、第二次世界大戦終了後、従軍看護婦だったクレアが歴史学者の夫フランクとスコットランドに旅行で訪れる。そこで、ある日地元の老人に案内されたストーンサークル。そこの石の間に入ると、時空を越えてしまったのであった。
そこは、200年前の1743年のスコットランドだった。
当時のスコットランドの政治情勢や、氏族(クラン)制度など、時代考証が面白いのがまず、魅力。
著者のダイアナ・ガバルドンは、大学教授という経歴があり、膨大な情報量をさりげなく物語の中にちりばめていて、作品に登場するスコットランドのハイランド(高地)の描写が、とても気持ちが良いです。

魅力的な登場人物のドラマがあるからこそ、そうした描写や風景も生きるというもの。
主人公の、クレアは、不屈の頑張りで、次々に起こる苦境を乗り越えていきます。
そして、彼女が生き残るために選んだ相手は、美形の屈強な戦士ハイランダーの一人。

日本では、原本が大長編だったため、ビレッジブックスから3巻分に別れております。
が、ぜひ、ぜひ、3巻まとめて一気にお読みください。
最初の1巻なんて、色っぽい話は皆無だし、危機的状況に追い込まれたところで、続く! で終わってるんで、なんじゃこりゃーっと、放り投げたくなる人も多いと思いますが、そこを耐えて2巻は一気にラブラブロマンス大爆発でございます。
んで、3巻はあんぐりと開いた口がふさがらないどんでん返しと、クレアの底力がとても面白いです。
ぜひ、一気に三巻をまとめてお読みください。

「アウトランダー」シリーズとして、翻訳文庫版は12巻まで発行されています。
私は、やっと2作目「ジェイミーの墓標」を読み始めました。
クラン制度の崩壊とハイランドの衰退へと導いた、ジャコバイトの無謀な反乱は、いやおうなくクレアとジェイミーの上にもかかわっていきます。
悲劇的な歴史上の出来事を、いったいどんな風にドラマとして描いているのか、今から読み進めるのが楽しみです。

しかしさー、なんでアメリカ人の考える、いい男にはアイルランド系ってのがあるんでしょうねー@@
美形のアイルランド男ってのは、ひとつのアメリカ女性がビビっとくるプロトタイプなんですかね。
うーむ。
まー、結局、クランの崩壊とハイランドの衰退の影響から、アメリカにスコットランド人が大挙して移民していったという側面もあるらしいし。

そういえば、ハイランダーたちの氏族制度である、クランという言葉は、日本の大名とかも同じ単語だそうで。
血統を基にした家系というあり方を指すんですかねw

早く、翻訳の続編でないかなーとw
BL小説とか、最近つまんなくて、よめねーんで、まあ、こっちに浮気中っすよ><
正しい腐女子として、脳内変換して楽しむというのもアリだしね!
ただ、イブ&ロークもそうだけど、私って、女性側に味方についちゃうんで、微妙よねwww
イブも、クレアも、たくましく、しなやかで、脆い。すてきですw


時の旅人クレア〈1〉―アウトランダー〈1〉
ソニーマガジンズ
ダイアナ ガバルドン(著)Diana Gabaldon(原著)加藤 洋子(翻訳)
発売日:2003-01
おすすめ度:4.5
おすすめ度5 ヒストリカルロマンスにハマるとは思わなかった。
おすすめ度5 文句なく楽しめる
おすすめ度5 永遠の愛の物語
おすすめ度5 ロマンス最高峰


posted by おるか★きっす at 00:17 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ノベル

2007年04月29日

イヴ&ローク・シリーズ

イヴ&ロークシリーズは、アメリカの有名な売れっ子恋愛系女流小説家のノーラ・ロバーツが、別名J・D・ロブ名義で執筆しているサスペンス小説のシリーズです。

舞台は、近未来のニューヨーク。ニューヨーク市警のイヴ・ダラス警部補が担当した殺人事件の容疑者である大富豪で超イケメン男のローク氏の恋愛を横軸にしつつも、骨太な殺人サスペンスの謎解きが堪能できます。
これ、おもろいわーw
ちょっとだけ、イメージが、ブレードランナー臭い感じでw
こういう近未来サスペンスっていいねー^^

本職が、恋愛系の超売れっ子小説家なだけあって、イヴとロークの恋愛模様は、ハラハラドキドキで、ときにほろりと泣かされちゃいます。
駆け引きが、うまいっすよ。
まあ、オタク的にいえば、超ツンデレの彼女に、超美形な企業人なんだけど、実は電脳オタクで武器マニアなカレ?w
それって、どうなのよwww

主人公のイブは、殺人課の警部補らしく、タフで集中力のある、仕事中毒ともいえる刑事の鏡?の強い部分を持ちながら、過去に実父から性的虐待を受けたトラウマに苦しんでいる。またその幼児体験から、正義に対する高潔なまでのスタンスは、ある意味今の事なかれ主義が蔓延している日本では、お目にかかれないタイプなんじゃないかしらねぇ。
殺人事件において、被害者の視点に立って捜査を進め、どのような障害をも乗り越え突破していく姿は爽快ですらあるかも。
まあ、ロークの設定がいささか、やりすぎっぽい気もするけど、そこは乙女心ということで、それはそれで楽しんだ者勝ちかもねーっとw
アイルランド系ってのは、こういういい男の設定になるんかーっと、勉強になりますです。アメリカ方向は、いままで範疇外で、どうも良く世界観がわからないんで、かえって楽しいかもw

現在、ソニーマガジンスのヴィレッジブックスから、14巻まで翻訳が出版されてます。
アメリカ本国では、半年に1冊のペースで発売されてて、早く日本でも本国に追いついてほしいと思いますです。

ちゅうか、まだ11巻目までしか読めてない><
一日、読書三昧できる休日が欲しいよん。

薔薇の花びらの上で―イヴ&ローク〈13〉
ヴィレッジブックス
J.D. ロブ(著)J.D. Robb(原著)小林 浩子(翻訳)
発売日:2006-10
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 イヴの戦い
おすすめ度5 やっぱりサイコー
おすすめ度5 一気に読みました。

posted by おるか★きっす at 23:34 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ノベル

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